休み続けると癖になる:ブログの休止・再開を通じて感じたこと、あれこれ(1)

2013年2月11日

大学院の頃から5年ほどブログ「創造マラソン」(旧)にて読書録やマインドマップの公開をしていましたが、研究・論文が忙しかった時期から更新が滞ってしまい、半休止状態になっていました。先月より改めてブログを再開しましたが、約半年ほどのブログ離脱期間を通じて感じたことなど、まとめてみたいと思います。

今回はまず1つ、「休み続けると癖になる」ことについて。

ズルズル続くよどこまでも

どんな理由であれ、一度休み続けてしまうと癖がついてしまいます。自分の例で言えば、論文終了後〜就職までの期間などは、それまでに比べたら負担も減っていて、ブログ更新もできたはずです。けれど実際には、「なんか気が乗らない」という気分で結局休んだままズルズルと行ってしまいました。がんばって書いたところで、その日で終了・・・という流れ。なかなか「書き続ける」という状態にはなりません。

昔、小学校で持久走をやっていた頃、先生から「1日休むと取り戻すのに3日かかる」と言われたことがありますが、この感じだと1年近くはペースを取り戻すのにかかってしまうのかも…という状況でした(汗)。

その原因は・・・

そこで、ちょっと続かない原因を考えてみます(「お前の意志が弱いからだ!」とは言わずに…)。

復帰しようとするときに生じる負担は、大雑把に見ても2つ考えられます。

1つは「止めていたものを再開して、続ける」という負担。継続しはじめてしまえば続けることが習慣になってしまうので簡単なんですが、一度中断してしまうと今度はそれが習慣になってしまい、再開しづらくなってしまいます。

もう一つは「以前の形式やスタンスに関する感覚を取り戻す」という負担です。いくら自分の文章とは言っても、ブログの書式と普通の文章を書くときの書式は違っていることもあるでしょう。おそらく「感覚を取り戻そう」と意識はしないでしょうけれども、ブログ全体の雰囲気を整えようとすると自然に気にしてしまいます。特に長く続けていたものなら続けていたほど、そのときの自分の文体や流れを取り戻すのに一苦労でしょう。

じゃあどうするか

ただでさえ「止めていたものを再開する」負担があるんですから、「取り戻すことを無くして負担を軽くしてしまおう」というのが強引な対応策。現在このブログでやっている対応策でもあります。

ブログをリニューアルしてゼロから始める場合、「それまでの形式」というものは一切なくなります。そのため、「以前の感覚を取り戻す」ための負担はなくなり、「継続する」負担のみになります。

では継続をどうするか。一番のポイントは「必ず続ける、ただし質は問わない」こと。まずは習慣づけることが第一目標なので、気になったサイトの紹介でもなんでもいいので「継続する」ことを目標にします。

実は、ゼロから始める利点はここにもあります。これまでのものを再開しようとした場合、自分の中では

[tegaki]継続の習慣を身につけるため[/tegaki]

と思ってやっていても、読者から見れば

[tegaki]前と比較して、なんか少し手抜きしてない〜?[/tegaki]

と思われてしまう可能性はあります(それも気にせず続けられるなら問題はないのですが)。何も無いところで再スタートするなら、比較対象も無いので気楽に続けることができるでしょう。

※このブログは創造マラソン2.0と中途半端に継承していますが、あくまで扱うテーマが似通っているだけ、くらいの軽い気持ちで名前をつけています。・・そのうち改題するかもだし。

参考になりそうな本

継続という点で言えば、このあたりの本はおすすめです。

脳が教える! 1つの習慣
ロバート・マウラー
講談社 ( 2008-07-05 )
ISBN: 9784062144704
おすすめ度:アマゾンおすすめ度

そろそろ本気で継続力をモノにする!
大橋 悦夫
日本能率協会マネジメントセンター ( 2007-08-23 )
ISBN: 9784820717089
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続けたいことが続くツイッター100倍活用術
石田 淳, 宮本 真行
サンマーク出版 ( 2010-05-27 )
ISBN: 9784763130686
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おまけのマインドマップ

ネタ出し用に使ったマインドマップ made by iMindMap Mobile Pro。

これ、iPhoneでエクスポートしてからMac上で追記しようとするとフォントサイズが不揃いになりますね・・・。