海馬
海馬―脳は疲れない 池谷 裕二 糸井 重里 新潮社 2005-06 |
いきなりですが余談:実家まで3時間立ち乗りでバテてます。
読みづらかったら m(_ _)m です。
脳の勉強も、学校でちょっとはやったんですが…改めてこうやって、読みやすい本
読んでみるのも面白いもんです。
今回は1冊眺めてるうちに、以前に読んだ本と通じるのも結構あったので、
思い出したりしながら楽しめました。(自己啓発系やら、新書やら、いろいろと。)
こうやって過去の記憶と関連づけながら読むことも、記憶の「組合せ」として
役に立ってるのかなぁ、と。
本のサブタイトルになっている「脳は疲れない」ですが、この事が前提になっているなら、
「脳を使えば成長するし、使わなければ衰える」というのは、実に簡単に導ける…と
思えます。要は体の疲れと脳の疲れを混同してないか、と。それを自問し直したり。
記憶の話の中で、「公式を試験のたびに毎回導き直してた」なんて話も、
少し自分に近い気がして読みやすかったです。原理を記憶してる方が賢いのではないか、
という事も書いてましたが、前にマインドマップ関連の本か何かで、
記憶力≠頭の良さ みたいな事も書いてたなぁ、と。
で、ちょっと話は変わって。
今日読みながら行った頭の中の関連づけが、即、自分の研究に役立つか、というと、
答えは「NO」でしょう(苦笑
じゃあ何のためにしているか。今まで思ってた事は、
「きっといつかは役に立つかも」っていうような、ちょっと消極的な考えでした。
でも、一冊読みながら思ったことは、「脳の活性化には、しっかり役立つんだ」という、
「いつかは」じゃなく、「今も役立ってる」という考え方。
気持ちの持ち方、っていう所に集約しちゃったらそれまでなんですが、
脳を「使ってる」という事自体がプラスになってる、と考えると、
いろいろと気楽になってきます(笑
ディスカッション
コメント一覧
ハードカバーで持ってるぜ☆
一応、文庫版では追加対談が収録されてたりします(笑
早く読めた方が得か、後から+α付きで読んだ方が得か…
って、両方読めるのが一番か?(苦笑