104冊目:いい睡眠は、いい人生をつくる
肉体的にも、精神的にもよい睡眠。
いい睡眠は、いい人生をつくる―分割熟眠で「頭脳」も「体」も健康になる 斉藤 英治 三笠書房 2005-09 |
効率的、効果的に睡眠を取るためにはどうするか。
よくあるのが、「短時間睡眠」。
この具体例として、ナポレオンやエジソンの例が持ち出されることがあります。
昔の受験業界での「四当五落」なんかも、これに近い精神論な気がしますが。
でも、実際は短時間睡眠を夜に取るだけでなく、プラスアルファの睡眠
(昼寝など)も適度に取っていた、とされるようです。
ここから参考にできるのは、睡眠を「分割する」というアイデア。
一度にたくさんの睡眠を取るのでもなく(寝だめ食いだめは無理)、
短時間で済ませてしまうのでもなく。
必要なとき、つまり、少し疲れてきたかな、と思ったときに、
適宜短い睡眠(15分程度でも)を加えるようにする。
あるいは、昼間に1,2時間程度の仮眠をとってリフレッシュする。
このようにして、効果的な睡眠・覚醒を行うことが重要、と。
・・・ここまでが本の前半の内容。
後半からは、
「時間が効率的に使えるようになり、自分のためのゴールデンタイム(自由時間)が発生する。」
という条件のもと、この時間をいかに有効に使うか、について、タイムマネジメントの観点からお話。
斉藤さんの本は、以前に速読物を紹介しましたが、
結局、こういった睡眠方法にしろ速読にしろ、
あくまで「ツールである」というスタンスが強く感じられます。
根底となる概念は示して、ある程度の例も示した上で、
「あとは自分に合うように加工して使ってください」という感じの。
完全なマニュアル人間にはかなりきついと思いますが…実際には、一番効果的なんでしょうね。
「こうやりなさい」と、一本の道筋を示してくれることは嬉しいけど、
その道って結局は「作った人が一番使いやすい」ものだと思います。
・・・どうやってもその人の主観って入っちゃいますからね・・・。
ちなみに、自分の分割睡眠としては・・・「15分の短時間睡眠 x 複数回」がメインになる予感。
研究の方進めたり、本読んだり、色々雑多な作業してることも多いので、
その区切り目に軽い睡眠(場合によっては5分くらいになっちゃいますが)とるのがいいかな、と。
100冊以上読んでいながら、「ヤ行」の本はまだ一冊も無し・・・。
というか、本の分割カテゴリも見直してみようかな。
後々、サーバそのものを切り替える(さすがにガタがきそう)予定はあるので、そのときに
まとめてとりかかるつもりですが。
余談2。
ちょっとトラックバック送るようにしてみました。
オンライン書店ビーケーワン とか。 これからはガンガン送ります(笑
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