「すぐれた考え方」入門 和田秀樹(著)
考え方、入門。
「すぐれた考え方」入門―「考える力」をつけるための心理学 和田 秀樹 三笠書房 2006-07 |
事例を交えた、考え方入門
学会の昼休みとか、合間を利用して読んでみた1冊。ここでいう「すぐれた考え方」は、「当たり前を疑う」という前提に立って、「仮説を立てる」「原因を複数考える」などの手法をとるもの。・・・まあ、正直な話、目新しい部分はほとんど無い気もするんですが。ただ、これは今まで、思考法の本などを多く見てきたからかもしれません。そういった物に初めて触れてみる場合などは、文字通り「入門」としてちょうどいいと思います。
今回はなぜ読んでみたかというと、「事例が豊富」に載っているから。和田さんの専門である心理学を交えながら、本書の半分くらい(半分以上?)を使って、事例に当てはめて解説しています。多くの例を用いているため、「こういった見方もあるのか!」といった気づきもぽつぽつと出てくると思います。
たとえば、「カード犯罪を減らすために、カード社会に移行してみる」とか、「テレビが東京人の視点になる問題」など。この辺からアイデアマラソンをするネタを引っ張ってくるのも面白そうです。
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ディスカッション
コメント一覧
なるほど!常識を疑うと、面白いものが見えますね!
>…今回は素直に作戦を聞いてくれたようですけど、この辺の雰囲気が部下にとってはストレスのもとだったでしょうね~(苦笑)
メチャメチャストレスだったみたいですね (^^)
淺田さん、こんばんは。
和田さんも、中谷さん、斉藤さんと並んで多作家ですよね。
正直どれ読んだら良いのかわからない、という気もします。
コメントありがとうございます!
>齊藤さん
枠組みにとらわれない発想って、頭の体操にもなって面白いですよね^^
>smoothさん
和田さんもだいぶ多くの本出してますからね~。
立ち読みとかしながら、気に入ったのを読んでみるのでもいいかもです。
和田さんは、私とほぼ同じ年頃の人です。
多作、収入の多さ、バイタリティと見習いたい人です。
こんにちは。
自分がどういう思い込みをしているかを知ると、他の見方もできますよね。
和田さんは、本が多すぎです。全部は読めませんね(笑)。
>タツさん
初めまして。(ブログはよく拝見させてもらってます)
確かに活動的な方ですよね。その原動力、見習ってみたいと思います。
>こばやしさん
いっぱいありますよね~。読みたい物だけ選び抜くのも、いい訓練になります(苦笑)