PS3、完売。
先週末に売り出されたPS3。出だしは好調のようで、売り切れ店も続出してます。では、ここであえてひねくれた見方をしてみます。
PS3、値下げを実施したとは言え、まだまだ高い買い物である事は事実です。性能が向上しているとは言え、PS2など一世代前の本体と比較したら、かなり高額です。問題は、これが「ゲーム機である」ということ。もちろん、ゲーム以外にも様々な機能はありますが、どの機能を失ったら買わなくなりますか？と考えたら、ゲーム機としての役割が高い事は創造できると思います。
そしてさらに、「ゲーム機のユーザーには、子供も多く含まれる」事。欲しがる子供も多いとは思いますが、単純に買い与えてしまった場合、下手をすると金銭感覚のマヒにもつながる気がします。仮に買わない事を選択したとしても、「完売が続出」という事は耳に入ってくるわけで、高すぎるという印象は薄れてしまう気がします。とすると、今度は「みんなが持ってるのに自分は…」という気持ちも出てきてしまうでしょう。（特に日本だとよくある傾向のようだし。）
- 数万円くらいなら買ってもらえる
- 普通に買える物
こんな印象を抱かせてしまったら、その後の人生どうなるか。またさらにPS4を考えたとして、これが10万くらいになって同じ事態になったらどうなるか。ブランド品だから高くてもいい、並のパソコンと比較しても見劣りしないから高くてもいい、というものでもないと思います。
せっかく売れ行き好調なPS3を批判してしまいましたが、たまにはこういった考え方も必要でしょう。