参加者の思い出が場を作る（第31回ジェイカレッジ：プレイバッカーズ）

2007年10月10日

第31回のジェイカレッジは、劇団プレイバッカーズにお越しいただきました。代表の宗像さんとプレイバッカーズの方々による即興劇を通して、キャリアについて考える時間となりました。

一人の思いが劇を生む

今回のジェイカレッジは、普段とは違う趣向。

参加者の方から「自分の人生に影響を与えた出来事」を訪ね、それをプレイバッカーズの皆さんが即興劇に仕上げる。そしてその劇を通し、参加者でその思いを共有し、共感し、学び合う。そんな90分。

ある人は転職の時のこと。またある人は、子育てと仕事の葛藤のこと。参加者一人一人、異なる出来事を思い浮かべていたでしょうが、その根底にある思いは共通する部分も多々あります。プレイバッカーズさんの演技を通し、そんな共感を通し、様々な事に気づく事ができたのではないでしょうか。

初心を思い出す、支えてくれた人・力になってくれた人に感謝する、etc.

新しい知識に触れるというより、自分の中に眠っていた（忘れかけていた）大切な思いを引き出す場、として今回のジェイカレッジがお役に立っていたらいいな、と思います。

ちなみに、個人的には松山さんと知り合った転機を演じてもらいたかったのですが、スタッフという立場上、今回は見送りました。今後機会を作って、改めて参加しにいきたいものです。

創造のタネ

劇に限らず、ジャズのような即興音楽など、その場で作り上げるものでは「場の雰囲気を感じ取る力」もかなり重要になってきます。特に複数人でやる即興劇の場合、役者同士の間でも予想外なストーリーに発展する事だってあるわけで。

それでもスムーズに流れていくのがプロたる所。まるで最初から一つのストーリーができあがっていたかのように進んでいく様子に、すっかり見入っていました。…その関係上、今回のマインドマップは少々簡単ですが、ご了承を。

会場全体が一つになって参加型で行えるセミナー。懐かしい記憶を呼び覚ましてくれるだけではなく、場の雰囲気そのものが一つになるように工夫できる所、見習えるようにしたいですね。

編集後記

マインドマップ用にちょっとだけ画材購入。