乱の時代を生き抜く術とは:CLAセミナー by 近藤隆雄さん
2008年、CLAセミナーの一発目は近藤隆雄さんによる「21世紀を生きるためのサムライ魂」。「サムライ塾」として西洋と東洋の思想、歴史観、ビジネス、自然との対話といった多様な視点からの学びを提供して下さる近藤さんに、たっぷりとお話していただきました!
A4サイズでは少々マインドマップが厳しかったかも…(苦笑)。
「縁」
近藤さんからセミナー参加者とCLAに対する感謝のメッセージでスタート。
今回のセミナーが開催できたことに対する感謝、というのもありますが、それと合わせて語られていたのが「縁」。2008年1月19日という時間に、セミナー会場という場所で、80名弱の参加者と一緒に過ごす場を設けられたこと。
「一期一会」という言葉の意味を体感できる、そんな挨拶からスタートしました。
人生の「主人公」
「人生というストーリーの主人公になる」生き方。キーワードは二つ、思考の自立と行動の自由です。
自分を会社に例えるなら、企業としての「objective」「strategy」「plan」「action」の4つを持つこと。未来という海を航海する船旅に例えるなら、そのための海図や天気図をもつこと。この他にも、自分が主体性を持ち、進んでいく必要があるものは数多くあります。
そのような物事の集大成になっているのが「人生」なら、その主人公になって動かす必要があるのは当然ですよね。
「乱」の時代
21世紀という「乱」の時代。先行きが見えず、信じていたルールやシステムが次々と変化していく時代。このような時代に、何を信じていけばいいのか。
答えは、「自分自身」。
周囲の環境が刻一刻と変化していく以上、その変化、情報を自分自身の思考・知性で判断することが、生き残るための秘訣です。
KYって本当にKYなの?
KY(空気を読めない)という言葉もよく聞かれますが、空気を読むというのは言い換えれば「周りに同調して流される」こと。
「乱」の時代、果たして空気を読む事が本当に正しいのか?このような問題提起なども行われました。あたりまえの常識をくつがえす「非常識力」を鍛える事。これも乱の時代に求められている内容です。
KYだKYだ、と言っている人の方が空気を読めていない(というか、時代を分かっていない?)と言えるのかも。
be at the right place at the right time
直訳すれば「正しい場所、正しい時間にいる」。まさに、日本語でいう「縁」です。今にして思えば、「セミナー会場で一緒に過ごす」こともat the right time at the right place だったのかもしれません。
正しい場所を見極める術は…「自分自身を信じて行動すること」、ですね。
Change Leader
乱の時代に求められるリーダーが、この「Change Leader」。一言でいうなら、リスクを積極的にとり、独自のビジョンを元に「変化」の動きを創り出すリーダーです。
新しい挑戦を行い、道を切り開いていくという冒険が行える反面、周りからの孤独に悩まされることもしばしばあります。
孤独と自由は表裏一体。前回のCLAセミナーで田中さんがお話されたことにも絡み合ってきます。
このような「孤独に耐えること」というのも、リーダーがとるべきリスクの一つなのでしょうね。
次回のCLAセミナーについて
さて、次回は3月23日に、チームワーク・エンジニアの村田祐造さんによる体験型セミナーを開催します。
前半に実際に
3月後半という年度末の時期ですが、お時間がありましたらぜひ、どうぞ!
なお、高校生以下は無料。受験を終わった後に一汗流したい、というのもいいかもしれませんね^^
※このブログに何人の受験生読者がいるかは別にして…orz
編集後記
昨日はセンター試験の1日目。どうにか雪は降らなかったですが、メチャクチャ寒かったですね…。
ディスカッション
ピンバック & トラックバック一覧
■その時、その場所にいられるか?
今回のCLAセミナーは、バドワイザージャパン初代CEOであり、僕が個人的に超尊敬させていただいている近藤さんのセミナーでした。
いつもお会いするたびにお話をしてくださる内容の…
今の僕が目指すべき姿
2/24(日)、近藤隆雄さんのChange Leader + Risk Challengerというセミナーに行ってきました。
CLAのセミナーから半スピンアウト(?)したような形のセミナーです。
「21世紀の日本を支えるサ…