ちょいスケその2(カラースケッチも3分)
久しぶりに新書を軽めに。「カラースケッチも3分」。「スケッチは3分」の続編です。2分で下書き、1分で色づけ。合計3分、です 🙂
本書では「色の付け方」に絞って解説されていますので、下書き部分に関しては前作を参照してみてください。
色鉛筆で
色を付けると言っても、基本は「スケッチ」なので、絵の具を取り出したりはしません。…そこまでやってると1分じゃ塗れないですし 🙄 こちらで紹介しているのは、色鉛筆を使った塗り方。単に塗りつぶすだけでなく、濃淡を付けたり、重ね塗りで新しい色を出したり…という手法が紹介されています。
特に重ね塗りの良さは、色鉛筆だからこそ味わえるものでしょう。カラーペンで重ね塗りしてると、あっという間にどす黒い色になってしまうので…orz
色見本を作る
重ね塗りをより自由に扱うために、本書では「色見本を作っておく」ことを提案しています。これは、「青と黄色を重ねたら緑になる」のようなもの。ここでのポイントは、実際にその色を塗った紙として見本を作っておくことです。
例えば今、「青と黄色で緑」と書きましたが、これを読んで頭に浮かぶ「緑」は人それぞれだと思います。黄緑っぽい色が浮かんだ人、深い緑が浮かんだ人、RGBでいう(0,255,0)の色が浮かんだ人、etc. 文字だけだと色の細かい違いまでは判断ができなくなってしまうので、実際にその色を作り、目で確認できるようにしておくといいようです。
一言で言うなら、「色のテンプレートを用意しておく」ということです。色に関する「仕組み作り」とでも言い換えられるでしょうか。どんな分野でも、「仕組み」「型」を作っておくのは基本となるようです。
(仕組みといえば「仕組み仕事術」。こちらも根強い人気ですね。)
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イラストといえば、こんな本もオススメという話をつい最近聞きました。購入したらまたレビューします。もともとマインドマップのために手を出している分野なので、目的はあくまで「マインドマップの向上を通した成長」。手段が目的化しないように気を付けながら取り組んでいきたいところです
編集後記
86sのsyou6162氏に影響されてか(?)、統計解析ソフト「R」導入。無料っていいよねw
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