第1回見える事例検討会全国フォーラムに行ってきました
見える事例マッピング?
この見える事例マッピングは、イギリスで生まれた思考ツール、マインドマップ(C)を参考に、より使いやすく開発したもの。事例検討会で使用することで、提供された情報をわかりやすく8つに分類し、視覚的に情報を整理することができます。マップで情報を整理することにより、事例を客観的に見ることができます。さらに、登場人物の関係図や、短時間で情報を理解する工夫がされているため、その事例に関わっていない人も的確に意見を出すことができ、より効果的に解決の糸口を導き出すことができるのです。
一言で言えば、「マインドマップを参考に、「事例検討」のために情報整理をしやすくするために作られたもの」。自分としては医療安全の事例検討にも使ってみたいな〜と思っています。この場合、今回の切り口とはちょっと違ってきそうなので、まずは情報の分類軸を作ってみるのが最初でしょうか。で、その後、事例検討ミーティングで使いながら、内容を改善して、1つのテンプレートとして作り上げる・・・と。・・・今年の医療の質・安全学会はこれで行こうかな?w
雑感とか
見える事例検討会そのもののデモを行った第2部に関して、ファシリテーターの動きを中心に観察させてもらいました。基本は「ファシリテーターが事例提供者に質問、それに答えた内容をマップに整理する」という流れの繰り返しだったのですが、ポイントはこの「インタビュー形式」かな、と。
単に「事例を話して下さい」では、話があちらこちらに発散して整理するにも困難になりそうですが、ファシリ役が切り口のみを提供し、それに対して話し手が答えていくため、内容がほどよく広がって、かつ整理しやすいという利点があるように感じました。
おそらく、事例提供者がマインドマップを使って整理できればベストなのでしょうが、それではハードルが高くなってしまうので、ファシリの形にしているのかな〜と思います。・・この辺、視覚会議のスタンスにも似てるかも。
今後は?
自分の中での使い道、応用現場としては、前述のように医療安全の事例分析に使えるかな〜と考えている所。問題は、普段の事例検討より時間がかかってしまうので、見える化する検討会の時間を別に設けてもらってトライアルする・・などの提案は必要になりそう。悩ましい・・・。
マインドマップメモ
久しぶりに掲載。・・かなり殴り書き。
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