Web屋の本 中野宗、安藤直紀(著)

Web屋の本」、なんか名前がいいですよね(笑)。10/200冊。今年も既に300日ちょっとしか残っていないのですが(汗)。

Web2.0時代のWeb屋さん

4774128147 Web屋の本 ~ Web2.0,ビジネスサイト2.0,Web屋2.0
中野 宗 安藤 直紀

技術評論社 2006-06-22
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目指す姿

本書の最初に触れられている、「Web2.0時代の特徴」として触れられている項目が、すべてを物語っています。それは、Web1.0の頃と比べて、

  • 多数
  • 遍在
  • 開かれた
  • ダイナミック
  • アマチュア
  • 参加

というキーワードが目立つWebになっているということ。個人でHTML言語を使ってWebサイトを使る事が多かった時期と、レンタルブログなどを通して気軽に情報発信ができる時代。これらを少し考えてみるだけでも、上記の違いが目立ってきていることが分かります。

また、数が増えてきているからこそ、その質の重要性も問われ始めます。極端な話、片手で数えられるような量しかサイト数がなかったら、どんな物でも1つ増えるだけで目立ちます。ですが、今やそんな生やさしい数ではありません。ライブドアのブログ一つで考えてみても、(稼働しているかどうかは別にして)全部に目を通す事など無茶も良いところです。

そんな時代だからこそ、単なる「あり方」にとどまらず、情報の質、あるいは特色を磨いていくことも、Web2.0時代の流れをつかんだ動きと言えるのではないでしょうか。

リスクへの態度

後半の「ビジネスサイト2.0におけるコストとリスク」という章で取り上げられていた事をご紹介。

リスクマネジメントは、リスクを避けるためではなく、積極的に取るために行う。

どんな場面に置いても、利益の裏にはリスクもあります。リスクを受け入れるからこそ、それに見合った(見合わないこともありますが)利益を入手できます。リスクを取る事に対する抵抗を減らす、それがリスクマネジメントの本来の姿、というわけですね。

これは「ビジネスサイト2.0」に限らず、一般のビジネスだろうが、研究だろうが、何でもそうです。発生するリスクの形、取りうるリスクマネジメント手法は違っても、その根幹にある思いは一つ。「リスクを受け入れることで、利益を発生させることができる」。(リスクヘッジしたいなら、何もしないのが一番です。もちろん結果として、何も得られなくなります。世の中そういう物です。)

ちなみにこの話、CLAメンターの林さんもおっしゃってました。

関連ブログ

Web関係の方がやっぱり多いですね。

句とマップ

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読書マップ:Web屋の本

編集後記

祝、ブログ開設2周年!(≒松山さんと知り合って2周年、です(笑))

書評&マップブログとして開設したはずが、気がついたらこんな姿になっておりました(笑)。3年目も価値ある情報が提供できるように頑張っていきますので、これからも応援よろしくお願いします!