知性はどこに生まれるか

知性はどこに生まれるか―ダーウィンとアフォーダンス
佐々木 正人

講談社 1996-12
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アフォーダンス論二冊目・・ですが。前の本と、順番逆に読めば良かったかも。
どちらかというと、アフォーダンスを考えるためのバックグラウンドのお話が
多かったように感じました。

読んで特に印象深かったのは、「ありのままを見つめる」と言うこと。
何か物事に意味をつけようとすると、そこに主観が入ってしまいがちになる。
頑張って客観的に捉えようとしても、「人間」から見た主観が入ってしまう事があり得る。
自然の変化に対して確実に言えることは、「変化している」という事だけ。

日常生活を送る上でも、主観に左右された判断をどうしても取ってしまいがちになります。
でも、それはあくまで「自分」という色眼鏡で見ちゃってるから…たまには、それを外して
見るようにすると、また違った日常を楽しめるのではないでしょうか。

アフォーダンス論を考えるときに限らず、こういう考え方も大切であるように思います。
というか、全然アフォーダンスと関係ない事を書きました(汗

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