若者の法則

4004307813 若者の法則
香山 リカ

岩波書店 2002-04
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こういうタイトルの本を読んでいると、自分が若者じゃない気がしてくるのはなぜだろう(苦笑
ま、そんなことはおいといて。

本に述べられてる内容を見てると、「確かにその通り」って思えるような法則もある一方、
「これはどうだろう?・・少なくとも自分は違う」というようなものまで様々。

自分が一個法則を考えるとすれば、「理解者(賛同者?)を求める」って所でしょうか。
仲間意識っていうのも、結局は自分を認めてくれる・一緒にいて安心できる っていう点が
根底には潜んでいるだろうし、一人でいるのが好き、という人は、裏を返せば
自分以外に安心できる存在が見つけられない、というような考えもできるだろうし。

後は・・これは、「若者」には限らないかもしれないけど、
時代が便利になればなるほど、求めるものもより便利なものに・・・
っていうのも、あるのかなぁ。際限なく求めてしまうような傾向とか。

自分だったら、ネットに関して見てみると、
パソコン通信→インターネット、 時間制→定額制といった狭間の時期は経験したけど、
便利と思えたものでも一度普及してしまうと、より高次元を望んでしまう。
そういう気質と、今のIT成長が目立つ時代においては、そういった便利さを
人間にも求めてしまっているのかな、と思ってみたり。

(何か後半、話がそれた。。)

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