ウェブログの心理学

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ここ数年でかなりの数が増えてきたウェブログ。
特に日本では、ウェブ日記をつける習慣が欧米よりも比較的多く、
その頃を考えるとかなりの年月が経過しています。
単純な備忘録から、プライベートに関わるような日常の記録まで、
その内容も幅広いけれど、それを書いている人たちは、どのような心理で
行っているのか…といった点などについて述べている本です。

ウェブ上で行う利点としては、やはり「相手がいる」事が最も大きいと思います。
もちろん、スパムなど欠点に繋がってしまうこともあるだろうけど、一人一人が閉鎖空間で
行ってしまうよりは、意義のある結果につながるんじゃないでしょうか。

で。せっかくなので、自分の心理状況について、少し改めて考えてみました。

読書記録をつける、というのが大前提なのはいいとして、なぜブログにしたか。
当初はどちらかというと、「自分に対するきっかけ作り」のため。
わざわざこうして公開でもしない限り、3日坊主になるのが目に見えてるし(苦笑)、
軽く自分にプレッシャーかけることで、逆にいい結果になるんじゃないか。
その程度に考えてたのが数ヶ月前。

で、今では…というと。
さすがに数ヶ月も続けてると、「習慣化」してくれるわけで、マイペースで
読めているわけですが…「読む」がよくなると、次は「書く」事に移行してくるわけで。
こうやって不特定多数にさらされている以上、少しは内容を考えながら書く必要が出てきます。
要するに、「書く能力の向上」をするためのきっかけ作りへと目的が変わってる、と。

じゃあ、次にこの目的も達成できたらどうするか。

まだあまり深くは考えていないけれど、おそらく「他人との意見交換・交流」を目的にするはず。
大学での研究に対して、直接役に立つかどうかは分からないけど、
読んだ内容をもとに、色々議論したりする価値は絶対あるでしょう。
特に書評だと、読む人によって考え方も変わってくるわけで…
そこからいろいろと話が発展していくことが期待できます。
(といっても、相手をけなすつもりは無いです。価値観の多様化のために…という感じかな。)

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・・・唯一問題があるとすれば…
その頃にはこのブログのタイトル変更した方がいいのでしょう(笑