始めること。終わらせること。
昨日は入学式だったわけですが、今日からいよいよ、普通の学校生活が始まります。
そんな通学途中にふと、思いついたことを。
(書き込み@研究室です^^;)
・・・いつもながら、書いてる途中でテーマが変わっていく・・・(汗
新しい何かを「始める」ことは、生活していく中で多々ある。
「勉強を始める」「仕事を始める」などはもちろん、「運動を始める」といった物もそうである。
物事の大小の違いこそあれ、何かを始めようとする場合に避けることができないことがある。
それは、「終わらせる」ことである。ここでいう「終わらせる」とは、
その時点で開始した物事の終了を意味するのではない。始める以前にやっている、
別の物事を「終わらせる」ことである。
人間が持っている一日の時間は24時間。これは誰もが平等であり、まったく違いはない。
何かを始めるためには、そのための時間が必要になってくる。
自分が持つ時間は同じ。けれども一方で、新しい何かを行ってみたいという気持ち。
これを実現させるためには、それまで行ってきたことの一部を「終わらせ」なければならない。
今までほかの何かに費やしていた時間を削り、新しい物事のために使う。
「始まりがあれば終わりもある。」こう考えることはよくある。だが、その見方が絶対ではない。
何か「終わらせる」ことが、「始まり」を生む。終わりがあるからこそ、次が始まる。
「形あるものいつかは滅びる」とも言うが、滅びたことがまた、次の何かの始まりになっている。
鶏と卵の関係のように、「始まり」と「終わり」の関係もまた、循環しているのである。
「始まり」という言葉に惑わされ、その事を忘れてしまってはいけない。
新しい何かを始めるとき、そのために犠牲になってくれた対象のことも、
ちょっとは考えてみるといいのかもしれない。
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