オープンソースがなぜビジネスになるのか 井田昌之,進藤美希(著)
「オープン」にする意義
オープンソースがなぜビジネスになるのか 井田 昌之 進藤 美希 毎日コミュニケーションズ 2006-06 |
オープンソースとは
オープンソースなもの、と言えばまず思い浮かびそうなのはLinux。
その他、よくお世話になってたFreeMindなんかもオープンソースですね。
この本は、そういったオープンソースのものを、どうビジネスに結びつけるのかを書いた1冊。
・・・と、言いたいのですが。
なんかどちらかというと、「オープンソースとはなんぞや(´・ω・`)?」
という解説部分の方が多いかも。
GPL(General Public Licence)とビジネス
オープンソースを考える上で重要なライセンスに、GPLがあります。このライセンスでは、
- 利用の自由
- 修正の自由
- 再配布の自由
- 修正版配布の自由
という4つの自由が定められています。
これをどうやってビジネスに結びつけるかということですが、
本書では「オープンであることが、競争・発展に繋がっていく」事を論じています。
一部の人が抱え込むのではなく、
ユーザー全体で共有することでの発展、という考え方が、ここから見て取れると思います。
今日の1句
共有が 競争(共争)に繋がる オープンソース
読書マップ(クリックで別ページに拡大)
ちょっとお知らせ
今日の午後から、クリエイティブ・コモンズのシンポジウム行ってきます。
この本とテーマが被ってるのは、すなわち狙ったわけです(笑
ディスカッション
コメント一覧
淺田さん、こんにちは。
以前、OSSコミュニティとベンダーとの関係をセミナーで聞きました。
ベンダーはOSS化されたもの+αのものを製品として、
発売しています。
複数のOSSを組み合わせても同じような機能持つものが、
作り出せますが、それにはOSS同士の
インタフェースがうまくつながらかなったりして、
挙動が不安定になったりします。
ベンダーはOSSコミュニティを支援(投資)することで、
安定性と+αの付加価値を提供することが可能になる。
↓にそのときのレポートがあります。
http://www.javaworld.jp/jwday/report/pdf/JWD2006_IBM.pdf
当日聞いた内容はレポートにあるより激しかったです。
淺田さん、おはようございます。
バキバキに置いてかれてますが、キニシナーイ(笑)。
でもマインドマップはキレイにまとまってますね。
もうFreemindには帰ってこられないかと(涙)。
コメントありがとうございます!
>長谷川さん
興味深いレポートの紹介、ありがとうございました^^
さっそくダウンロードして読ませて頂きます。
>当日聞いた内容はレポートにあるより激しかったです。
・・・こんなこと言われたら参加したくなります^^;
>smoothさん
実はFreeMindも使ってるんですよね、これが(笑
枝の数をメチャクチャ増やしたりすると、
FreeMindの方がコンパクトに収まるんで^^;