オープンソースがなぜビジネスになるのか 井田昌之,進藤美希(著)

「オープン」にする意義

4839920788 オープンソースがなぜビジネスになるのか
井田 昌之 進藤 美希

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オープンソースとは

オープンソースなもの、と言えばまず思い浮かびそうなのはLinux。
その他、よくお世話になってたFreeMindなんかもオープンソースですね。
この本は、そういったオープンソースのものを、どうビジネスに結びつけるのかを書いた1冊。

 

・・・と、言いたいのですが。
なんかどちらかというと、「オープンソースとはなんぞや(´・ω・`)?」
という解説部分の方が多いかも。

GPL(General Public Licence)とビジネス

オープンソースを考える上で重要なライセンスに、GPLがあります。このライセンスでは、

  1. 利用の自由
  2. 修正の自由
  3. 再配布の自由
  4. 修正版配布の自由

という4つの自由が定められています。
これをどうやってビジネスに結びつけるかということですが、
本書では「オープンであることが、競争・発展に繋がっていく」事を論じています。

 

一部の人が抱え込むのではなく、
ユーザー全体で共有することでの発展、という考え方が、ここから見て取れると思います。

今日の1句

共有が 競争(共争)に繋がる オープンソース

読書マップ(クリックで別ページに拡大)

誦??マップ:オープンソースがなぜビジネスになるのか

ちょっとお知らせ

今日の午後から、クリエイティブ・コモンズのシンポジウム行ってきます。
この本とテーマが被ってるのは、すなわち狙ったわけです(笑