情報考学 橋本大也(著)

213冊の軌跡

4391133547 情報考学―WEB時代の羅針盤213冊
橋本 大也

主婦と生活社 2006-11
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3年間の集大成

情報考学 Passion For The Futureの橋本大也さんの本。「選りすぐりの213冊の書評+橋本さんの読書法」が合わさって、一冊の本になりました。

そういえば…ちょうど1年ほど前、Webook of the Dayの松山真之助さんも、『仕事と人生に効く100冊の本』としてWebook総集編を出版されました。ちなみに、リンク先はそのときの書評。・・・1年で文章スタイルがずいぶん変わったことを痛感。これでも本当に同じ人間が書いてるんですorz

閑話休題。

切り口を学んでみる

さすがに213冊を1枚のマップに収めるなどという無謀なことはしていません(笑)…いや、やってもいいんですが、著作権的にもどうかと思ったので&時間的にやりたくなかったので。

結局、どんなマップになったかというと…欲しい本メモ。今回のマップほど他人の役に立たない物はございません(汗)。基本的に、「本のタイトル-欲しいと思った理由を直感的に」という書き方で作成しました。

マップを描きながら、橋本さんの読・書における切り口に触れることができたのが、最大の収穫かもしれません。ちなみに「読・書」とは読んで字のごとく、Input&Outputを両方行おうというもの。読むだけじゃ効果も半減しちゃいますからね。

余談:自分の中では「読・考・書」と一文字追加してTTPさせてもらいました。(TTP=徹底 的に パクル、by 鮒谷さんの『仕事は、かけ算。』)

本書の中における切り口は、以下の9つ。

  1. 将来を見通す
  2. ネット社会を理解する
  3. ネットを活用する
  4. 勉強法を知る
  5. 個性とは何かを考える
  6. 発想法を学ぶ
  7. 自己啓発で元気になる
  8. 組織と向き合う
  9. 日本を見つめる

このような切り口の元で、平行読み(シントピックリーディングの意味で)してマップ化してみたり…あるいは、この分類を横断するような形で読んでみたり。とにかく、いろんな領域に首を突っ込みながら読んでみるのが効果的。

確かに、1冊の本をじっくりと読むことも大切だし、それもおろそかにしてはいけません。でも、これだけ冊数が増えてくると、複数から得られる知識を統合して、自分なりに加工する作業も楽しくなってきそうです。

以前、(半分遊びで)「創造性」マップを描いてみましたが、一度読み終えた本から自由気ままに発想を膨らませて行くのも面白いですよね。他の本から得た知識・読後の経験などに触発されて、新しい考えや見方が生まれることもありますし。

聖幸さんの「俺と100冊の成功本」では、リード文のおもしろさについてなども触れられていました。こういったフレーズがすぐに考えつくのってうらやましいです(笑)

句とマップ

[tegaki]本の海 メモ帳片手に 大航海[/tegaki]

読書マップ:情報考学

これでも手加減したつもりですが、結構なマップです(笑)

関連ブログ

おまけ

創造マラソン、書籍化したらどうなるんだろう。そんなことを考えた、今日の朝。一つのネタとして、たまりにたまった200枚余りのマップのみをまとめるというものが思いついたわけですが。サブタイトル「書の俯瞰図」とか。・・・・なんかできそうな気がしてきた(笑)