藤田社長のセミナー、行ってきました。

先日書いた、藤田社長のセミナーに参加してきました。

予定時刻を1時間近くも延長し、
質疑・名刺交換の時間までとって頂いた藤田社長に感謝です。

全部書くといろんな意味で大変なので、特に印象に残ったりした部分を中心にまとめます。

講演内容

セミナータイトルの通り、「ITと藤田社長の関わり」についてです。

まず前半は、就活時代から今にいたるまで、自分の経緯とITの成長を絡めてのお話。

いきなり、「ビルゲイツじゃなきゃ許されないような題目」なんて一言が(笑
見事に会場の笑いをとってました。

「広告」という、メディアにつなげるためのリサーチ、言い換えれば、
あらかじめ目的ありきのリサーチという活動を行った経験が、
データの裏に潜むものを見抜く力にもなった、という部分、印象的でした。

続いて後半。今行っている事業活動についてや、Web2.0などをのIT技術をご自分の視点から。

直接お話を聞くと、「ネットとメディアの融合」にかける思いがひしひしと伝わってきます。

法律を整備する、という方法を目指すのは、あくまで既存のルーティンに沿うだけ。
まだ形のないところから、新しく切り崩していきたい。

そんな一言が心に残りました。

質疑応答

質疑応答。
ブログの「質」についてなど、考えさせられる話題も出たので、それを軽く紹介します。

まず、藤田社長のスタンスは、「今ある常識的・慣習的なものにはこだわらない」という事。

拝金主義に近いもの、インパクトにこだわったもの、芸能人ブログのような、「軽い」ものではなく、
もう少し「重い」内容で、分量のあるものが増えてもいいはず、
という事を述べられていました。

さらに、それに関連して、匿名性があることで、無責任的なものになってしまい、
質も下がっているのだろう、という話も。

実名を使うことで、そこには責任がともない、
政策やメディアといった、情報発信的なところへも切り込んでいけるのではないか、と。

既存のルール(慣習なども含めて)に頼ってしまうのは、無責任的なものにすぎない、
ということには、いろいろ考えさせられるところもあります。

ネット世界で言うなら、匿名(=無責任的)が掲示板(2chとかも含めて)などで
一般的になっており、鶏か卵かの議論みたいになりそうな所もありますが・・。

いずれにせよ、「言うだけ言って責任放棄は無理」って事ですね。

今のHNも捨てる気はないですが・・・
このBlogも、名前出したら雰囲気変わったりするのかな・・・?

このほかまだ書きたいことあるのですが、とりあえず今日はこのくらいに。

貴重なお時間を使って、このような講演を行って頂いた藤田社長に、改めて感謝です。

(このときのメモは、まだFreeMindで書き直していませんので・・・ご了承下さい)

セミナーとは全く関係のない話ですが。

『仕事は、かけ算。』の著者、鮒谷周史さんのメルマガ『平成・進化論。』にて、
書評を書いた時のエントリーが紹介されていました(笑

こんなblogでも、しっかり見てもらえてるんだな~と改めて実感。