53冊目:大学院生のためのアタマの使い方
知識だけでは不十分。
大学院生のためのアタマの使い方 船川 淳志 東京図書 2006-06 |
院卒に求められる能力とは。
大学院生のためのアタマの使い方。
別に自分が大学院生だから買ったわけじゃありませんが(笑
タイトルには「大学院生」とありますが、
別に学部生だろうが社会人だろうが、参考になる部分も多いでしょう。
アタマを「よくみせる」のではなく、
実際に能力が身に付くようになるにはどうすればよいかをまとめた本。
創造性や論理性から、コミュニケーションスキルまで、
社会に出てから必要となる能力について幅広く論じられています。
さらに、そういった知識だけではない能力を、
大学院時代から身につけるべきとうたっているところも特徴といえるでしょう。
以前に読んだ「ビルゲイツの面接試験」に関する記述もあって、懐かしい感じも受けました。
ビジョンを持つ
最後に院卒者の座談会が乗っていますが、その中で目にとまったのは
「自分のロードマップを描けるかどうか」ということ。
いわゆる「スキル」以外にも、パッション、視座の高さなど、
ビジョンを持っているかどうか、という観点も述べられています。
あてもなく作業するのではなく、
漠然とした目標を目指すのでもなく。
将来のビジョンを思い描けるかどうかが分かれ目、と言えそうです。
ディスカッション
コメント一覧
こんにちは。
目標や目的がないと、ぶれますよね。
ビジョンがある人のほうが、強いなと思います。
こばやしさん、こんにちは。
やっぱり目標、ビジョンは大事ですよね。
田坂さんの講演(ソフィアバンク・ラジオステーションの)でも、
ビジョンの話をしていたなぁ・・・。