使うだけじゃなく、作り出そう!(ライフハックのつくりかた)

小山さんのライフハック本。本書では、テクニックそのものの紹介ではなく、自分なりのライフハックを作り出すための手法について書かれています。

[tegaki]効果見て パターン見抜く メタハック[/tegaki]

読書マップ:ライフハックのつくりかた

タイトルでもある、「ライフハックの作り方」。smoothさんいわく、

「魚そのもの」ではなく「魚の釣り方」を与えられた気分(笑)。

確かにその通りですね(笑)。さて、ライフハックを作る手法として、3つ掲げられているのが、

  1. フィードバックしてパターン認識
  2. 情報受容体を増やす
  3. アウトプット空間を作る

といったものです。全部解説するのもなんですから、一点目だけじっくりと(後は本書のお楽しみで)。

フィードバックとパターン認識

まず、インプットとアウトプットだけでなく、フィードバックを行うこと。Plan Do Seeではないですが、最後に結果をフィードバックして次に応用するステップがないと、場合によっては逆効果にすらなり得ます。独りよがりで突っ走ると、知らないうちに壁にぶつかることもありますよね(汗)。

では、そのフィードバックから何を学ぶか。それが「パターン認識」です。

言葉で書くと難しくなるかもしれませんが、ブログで考えると少しすっきりします。例えば「●●というテーマの記事ははてブされやすい」なんてのも一種のパターン認識です。

書評を書いてみたり、ニュースの紹介してみたり、当たり障りのない日記のようなことを書いてみたり。ここまではインプットとアウトプットのみです。ここに、コメントやトラックバック、ブックマーク数なんかがフィードバックとして絡んできます。この結果をもとに、自分なりに「このテーマはうけやすいみたいだ」「この時間帯の投稿は無視されやすいかもしれない」なんていうパターンを見つけ出すわけです。…普段からやってるかもしれませんが(笑)。

ちなみに、この「パターン」に正解はありません。もとよりパターンの見出せない世界(=小山さんの言う気象学的な世界、バタフライ効果のあるカオス的な世界)だからこそ、「実行可能な大胆予測」としてのライフハックが必要になってくるわけですから。

重要なのは、自分なりの発想を持ってパターンを見つけ出せるかどうか。複雑な事象の裏に隠されている、シンプルな原理原則に注目できるかどうか。こんな感じです。これって科学の世界でも共通している話なんですよね~。

ライフハックのつくりかた
ライフハックのつくりかた

  • 小山 龍介
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編集後記

ここ数日、サーバーが機嫌悪いですorz たまにWebが表示されないかもしれませんが、お許しを…。