自分も行きたい=他人も参加したい(人が集まる !行列ができる !講座、イベントの作り方)

さて、しばらくぶりに本の紹介です。今日ご紹介するのは「集客術」とでも言える内容の本。CLAやJカレッジなどでは特に「集客」が大きなウェイトを占めているので、今回はその辺について。特に「ビラ・チラシの作り方」と言った所を中心に読みました。

それほど時間をかけずに読み進めることができるので、あまり時間の取れない方にもオススメです。セミナーに限らず、集客・ビラ作りのような分野の作業をする場合はご参考にどうぞ。

[tegaki]人集め 注意すべきは 「共感」力[/tegaki]

読書マインドマップ:人が集まる !行列ができる !講座、イベントの作り方

ビラ作りのポイント

絶対に必要になる項目として、「タイトル(中身が分かる)」「日程」「場所」「申し込み方法」の4点は抑えておく必要があります。

この部分はそれなりに当たり前とも言えるところですが、意外だったのは「デザイン力は邪魔になる」という事。これは要するに、「いいデザインにしよう!」というデザイナー的な思いが一人歩きしてしまって、ビラとしての役割を果たさなくなってしまう、という事です。広告は広告、芸術品は芸術品。しっかり分けて考えましょう(苦笑)。

両方融合できたら最高ですが、それはプロのワザです、きっと^^;

引きつけるコツ

単純な広告では、そう簡単に集客できません(汗)。どんなところをウリにして、お客様を引きつけるか。

一番のポイントは、「自分も参加してみたい!」と思える広告を作ること。言い方を変えれば、「自分が行きたいと思えないような質の広告で、お客さんを呼び込もうとするのは甘い」って事でしょうね。

創造のタネ

せっかくなら、この本で紹介されている点を踏まえて、書籍自体を紹介するビラ…なんてのも見れたら嬉しいかも。以前にご紹介した「Planning Hacks!」では、本の企画書がそのまま内容として乗ってましたし(笑)。書籍の紹介ビラにしろ、企画書をコンテンツ化するにしろ、一石二鳥の効果を生みそうですよね。

人が集まる !行列ができる !講座、イベントの作り方
人が集まる !行列ができる !講座、イベントの作り方

  • 牟田 静香
  • ASIN: 4062139065
  • [新書]
  • 価格: ¥ 840
  • 講談社
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編集後記

アントレプレナー道場、結局は来年に持ち越しました。理由としては、(時間の制約もあったんですが)、同時期に入ってきそうな「科学技術インタープリター養成プログラム」の方を優先したかったから、です。こちらの受験案内もチェック中。