選挙カーと騒音(思いつきメモ)

全国各地での選挙。朝から夜まで、選挙カーの名前連呼が行われました。おそらく、「とりあえず名前さえ記憶に植え付けておけば、その名前で投票してくれるだろう」くらいの思いで行っているんでしょうが…住民からすれば、はっきり言って騒音です。そんな方々に政治任せていいんでしょうか(汗)。

最近では少しずつ「ノー選挙カー」運動も行われ始めているようですが、全体としてはまだまだです。

選挙カーでの宣伝しか手段が無いならいざ知らず、最近ではWebを使っての宣伝・演説なども容易に行えます。「博士号取得を目指す人々」によれば、アメリカではYouTubeの活用、フランスではセカンドライフの利用なども行われているようです。Web2.0の波に乗った選挙が行われているわけですね。

一方の日本は…まだまだWeb1.0(あるいはそれ以下)の宣伝状況です。

100歩譲って、政策などをお話してくれるなら宣伝も許そうと思いますが、基本は名前の連呼。ひどい場合には投票日前日に「お願いすることしかできません」のような事を言いながら走る選挙カー。いくら選挙に行く人が増えて、有効投票数が増えたとしても、政策そのものとはかけ離れた宣伝に引かれた投票では、嬉しくも何ともありません。むしろ、投票数ゼロの方がよっぽどマシです

あまり政策などを深く考えず、名前だけで投票する、という(周りに迎合しやすい)投票者が多いのか。それとも、名前連呼運動を行わないと当選できないような人ばかりが候補者になっているのでしょうか?(汗)。いずれにせよ、問題がありすぎるのは事実です。

ぜひ政府には、選挙に投票しよう運動の前に、選挙の心構え(投票者、候補者とも)を見直す運動をしてもらいたいものです。

編集後記

今日のネタは、先日mixiで書いた事の焼き直しです。本当はクローズドにしておこうかと思ったのですが、言いたいことは素直に言っておこう、と思い、公開した次第です。