メール集客をする際のちょっとしたコツ
CLAの朝MTGで何度か紹介した内容ですが、ウケがよかったのでブログでも紹介してみます。「メール集客の際のちょっとした心がけ」。何かのご参考になれば幸いです。
ちなみにこの方法は、「とにかく大量にまとめて送る」ようなやり方には適していません。…もっとも、そんなやり方(=売り込むことだけに特化したようなやり方)ではお客さんの心をつかむこと自体、難しいと思いますが…。
最近、僕が集客メールを送る際に取り組みはじめてきたことです。
- まず、レター本文を作り込む。
- 始めと終わりには相手を思いやる一言を。
- 相手に特化した挨拶やPSを加える。
- 「その人にとっての利点」も、可能なら加える。
だいたいこの流れで行っています。
レターの作り込み
第一ステップ、レターの作り込み。基本的には自分の思いを込めつつ、メールレターを書き直しています。場合によってはメールレター作成担当の人が書いたものを(講師の意向にそぐわない程度に)書き直して使います。
原案より悪いものに変えてしまう可能性も十分ありますが、「自分の言葉で書いた方が思いを伝えやすい」ので、あえてこのような作業をとっているわけです。
思いやりの一言を
どんなに急ぎの時でも、ここまでは含めます。
「忙しい中、集客宣伝のメールを読んでもらえるという感謝の気持ち」、「時間を割いてくれたことへのお礼」。宣伝させてもらう以上、礼儀としても当然と言える内容です。
※もちろん、レターそのものの文体にもできる限り気を配るようにします。
[tegaki]本番はここから。[/tegaki]
相手に特化した挨拶やPS
「普段から楽しいブログありがとうございます」でも、「この前はセミナーに来ていただきありがとうございました」でも。これによって、私信としてのイメージが強くなります。可能なら、その人1人に限定した挨拶(結婚おめでとうございます!とか)が最高です。
メルマガやステップメールの「セグメント配信」に近いですが、僕の場合はシステムを持っていないため、実際に全部手書きで行っています…。仮にツールを使った配信になったとしても、これが入っていたら読みたい気持ちが増すと思います。
さらに、ちょっと姑息かもしれませんが、「返事を出そうかな、と思ってもらえる」という利点があります。
仮にセミナー宣伝のみの場合(自動配信されているようなものは特に)、「ごめんなさい」と断りのメールを入れるのも面倒になることはあります。そして場合によっては、嫌悪感だけが残ることもあり得ます。
ですが、私信的なアプローチも含まれている場合、少なくともそちらに対する返信だけはしてもいいかな、と思えてきます。仮に返信するほどのことでなくとも、「読んで損した」という気持ちにさせることは避けやすくなります。
相手のことを思いやって、コミュニケーションを行おうという気持ちがあるのならば、こうした私信的アプローチをとるのは自然な流れになると思います(仮に、その人のことを「単に集客するだけの相手」と考えていたりするなら話は別ですが…)。
その人にとっての利点
最後の「その人にとっての利点」。
例えば会計力のセミナーなら、独立した人には「自分の会社の運営に役立つから」、営業系なら「営業先の会社を選ぶのに役立つかも」など…そんな感じの一言を加える、という意味です。
「誰にでも通用する利点」はレター本文に含まれているため、さらに+αの内容を加えてみることがポイントです。レター本文で良さを伝え、読み手に特化した(場合によってはちょっと秘密な)価値を伝える、という二段構えになるわけです。
ここまで行った場合…
もちろん、相手の予定や都合もありますし、これだけ手の込んだメールを作ったとしても断られてしまうことは当然あります。…ですが、断られ方が違ってきます。
仮に無理であっても、次につながる連絡を貰えたり、そこから別な案件に話が発展したり…お互いにとってプラスになることが発生してくることもあります。
「個人と個人の関係」が様々な場所で意味を持つ時代。集客一つを例にとっても、お互いの関係をプラスにできるような方法を心がけていきたいものです。
編集後記
…どうやら週末の予約投稿が間に合わなさそうです(汗)。ホテル宿泊の日はネットが使えそうですが、最悪の場合、木・金・土・日と4日間、更新が止まります…。
ディスカッション
コメント一覧
淺田さん、こんにちは。
僕もメールで案内を出すことが多いのですが、やはり読む人が
どんな気持ちになるか、を考えて書いています。
基本は一緒ですね。
コメントありがとうございます!
…非常にお返事遅くなりました…。
≫ LuckyUSさん
共感する意見をいただけて嬉しいです。
売り込みすぎるのではなく、「相手の気持ちを第一に」と思って書いていきたいですよね。