お金だけでなく、人生に困らない生き方。 (一生お金に困らない人のシンプルな法則)
今日ご紹介するのは「一生お金に困らない人のシンプルな法則」。著者のルボーフさんは元々大学教授として勤めていた方です。一般的な成功法則の本とは著者の略歴が違う点、さらには自分と近い立場にある点が興味を持った理由になっています。
タイトルは「お金に困らない」となっていますが、「人生に困らない」と置き換えてもいいかと思います!
[tegaki]人生を 豊かに変える 時と金[/tegaki]
単純かつ、重要なこと
「ルボーフの法則」。これが本書の根幹部分にある考え方です。
この法則が示すのは「お金と時間の使い方、投資の仕方」。こう言ってしまうと単純に思いますが、実際にはこの法則と真逆の投資方法をとっている事が指摘されています。証券マンやファイナンシャルプランナーを頼りに投資したり、デイトレーダー的に投資したりするのも「真逆」の一例。
時間を有効に使い、かつお金に支配されない生き方。そんなヒントがルボーフの法則に収められています。常にこの事を意識できるように、手帳に書き込んでおくなりしておけるといいかもしれませんね。
「失われた富」という考え
「人生の賢明な選択」の中で、特に深く考えさせられたのはこの項目。
何か買い物をする際、「それを買わなかったらいくら貯金できるか」ではなく、「それを買わず、その分を投資に回していたらどれだけの金額になるか」と考えるというものです。
例えば、「ついつい毎日ジャンクフードを食べてしまう」という習慣があったとして、それだけの金額を使わなければどれだけお金が貯まっていたか…さらに、そのお金を投資に回して10年保有したら、いくらの価値まで膨らむか…。
このように未来を見越した価値計算をすることで、その重要性がさらに目立つようになります。多分、お金だけじゃなく時間の無駄遣いに対しても同じように考えることができるでしょうね。その場限りの喜びを得るか、ちょっと我慢して価値を膨らませてみるか。普段から意識できるようにしたいですね。
関連ブログ
- 一生お金に困らない人のシンプルな法則(by COXの読書ノート)
- 一生お金に困らない人のシンプルな法則(by セミナーの加速成功的な受け方・とらえ方)
- 一生お金に困らない人のシンプルな法則(by 活かす読書)
創造のタネ
最近は自己啓発系の本を読むと、「マインドマップで置き換えられる場所はマインドマップで実践したい」と考えるようになっています。例えば今回の書籍でいえば、「自分が望む生き方をする」ための行動計画を作る部分。
マインドマップにするなら、中心に夢を描き、そこから枝を伸ばしつつ目標や計画を立てる…という簡単な応用ができます。もちろん文章だけで単純に作ってもいいと思いますが、ビジュアル面に訴えつつ、自分の「夢」を確かな形に仕上げる方が効果は高そうです。
他人に見せるわけではないし、ここは割り切って好き勝手に思いを描いてみるのも楽しいと思います。どうせ実行するなら、そのままマネするのではなく、自分なりに一工夫を加えてみるのも面白いですよね。
- 一生お金に困らない人のシンプルな法則―究極のミリオネア入門
- マイケル・ルボーフ
- ASIN: 4478002495
- [単行本]
- 価格: ¥ 1,575
- ダイヤモンド社
- Amazon.co.jp で詳細を見る
編集後記
再びIdea*Ideaさんで百式ポイント企画が行われています。今回のお題は「食器」。アイデア出しの練習にどうぞ!
ディスカッション
コメント一覧
淺田さん、こんにちは。
僕も人生の根幹は実はシンプルでは?と思いつつあります。
「自分は何を本当に望んでいるのか?を明らかにすること」
がその根幹に近い感じがしています。
「マインドマップで置き換えられる場所はマインドマップで実践したい」という部分、まさに最近私が思っていることと同じ!です。
啓発本もそうですが、勉強法の本を読んでも同じ事を思います。
ただあまりマインドマップにこだわりすぎて本質を見失ってもいけないので、いい所取りで活用していきたいですね~。
コメントありがとうございます!
≫ LuckyUSさん
多分、一番シンプルかつ根幹な部分をしっかりと抑えないと、逆に複雑怪奇なものになってしまうような気もします^^;
≫ さをんさん
「何が何でもマインドマップ」とか「文字で書かなければ絶対ダメ」なんて考えてしまうのはNGですよね。「何のためにマインドマップを(or 文章を)書いているのか?」と問いながら進めていきたいです。