Google Analyticsの入門書を2冊

Google Analyticsではじめる SEO対策 できる100ワザ Google Analytics SEO & SEM を極めるアクセス解析ノウハウ

連休中ですし、少し軽めに投稿。「Google Analyticsではじめる SEO対策(以下、はじめる)」と「できる100ワザ Google Analytics SEO & SEM を極めるアクセス解析ノウハウ(以下、100ワザ)」。同系統なので2冊まとめて簡単に紹介します。

…できる100ワザ買ったのって半年くらい前だった気がするけど気にしない(´・ω・`)

2冊の簡単な比較

この2冊を比較すると、「はじめる」の方がより入門書です。例えば「マイレポートをメールで受け取る方法」が書いてあるのは「はじめる」だけです。一方、「アドバンスフィルタを使ってページタイトルも表示されるようにする」といった応用的なテクは「100ワザ」にしか出ていません。

出版の時期は「はじめる」の方が新しいため、Google Trendのような新しい情報を求めるならこちらの方が有利です。とはいえ、実用を考えるなら「100ワザ」が1冊あれば十分な気もします。「100ワザ」の方がカラーで見やすいですし…(苦笑)。

解析した後が肝心

アクセス解析を苦労して導入しても、その解析結果をうまく分析できなければ意味がありません。解析した結果はあくまで数値データ。そこからどんな傾向を読みとるかは人それぞれ。あるキーワードの人気が急上昇してたとして、それが一過性のものであるか、持続的に続くものであるかは読み手の判断にゆだねられます。

例えば…ちょうどこの記事を書いているタイミングだと「餃子」のニュースが話題になっているので、餃子という単語が入っているブログだったら検索に引っかかる可能性が増えます(もちろん、こんな事を書いたこの記事も)。

さてここで、この「餃子」をどう扱うか。

何も考えないで「餃子が人気なのか。よし、アフィリエイトで売ってやろう!」という考えもあるだろうし、「国産餃子のおいしい店をリストアップしてみよう!」と行動する手段もあるり、「餃子のニュースか…他にも同じような問題あるかな、まとめてみよう」と食品安全に関するまとめサイト作りに動く考えもあります。

どれが正しいというのではなく、大事なのは「解析結果を見て、どう動くか」。いくらデータが集まったからって、それを使いこなさなかったら宝の持ち腐れですよね。

「データ」+「独自の解釈」=オリジナリティ、っていう感じで。

Google Analyticsではじめる SEO対策
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できる100ワザ Google Analytics SEO & SEM を極めるアクセス解析ノウハウ
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編集後記

突貫工事でブログ作りました。「サイエンスコミュニケーションblog」。