メンタルブロックを外す（「心の翼」の見つけ方）

2008年6月9日

以前にJカレッジでもお話していただいた浜口さんの書籍。プロデューサーである和久ユタカさんより献本していただきました。

「思いこみ」というメンタルブロックを捨てて自由に飛び回るための8つの習慣に関して、ショートストーリーを盛り込んで分かりやすく解説してある1冊です。

ゼロ番目の習慣：思いこみを捨てる

サブタイトルには「8つの心の習慣」とありますが、その根本となるのがゼロ番目の習慣である「思いこみを捨てる」という内容です。知識や経験、人脈…何かを「得る」ことで成長できる、と考えることは多いですが、「手放す」事で成長できるケースもある、ということ。

タスク管理なんかでも、あれもこれもと抱え込まずにスッキリさせることで効率がUPすることもあります。それと同じようなもので、束縛されていたものを捨てる事で一歩先に進めるというわけです。

「すべては「単純に！」でうまくいく」なんて本も参考になるかもしれませんね。

失敗は成功の反対…ではない。

失敗と成功は対極にあるのではなく、成功までの道筋の上に失敗がある…というお話。Try and Error のErrorをプロセスと見るか失敗と見るかの違いですね。

個人的な感覚として、大きなプロジェクトやタスクになればなるほど、Try and Error的な感覚（うまく行かないのをプロセスとして考える）よりも「失敗」という感覚（うまく行かない事を恐れて一歩を踏み出せない）になりやすい気がしてます。

失敗を恐れずにやるべきと分かっていても、大きな挑戦をしてうまく行かなければ、「あんなに頑張ったのに…」と落ち込んでしまいがちです。では、これを改善するには…と考えてみました。

[tegaki]大きすぎる事をやらなければいい。[/tegaki]

単純な答えはこれです。でかいプロジェクトをやるな、という意味ではなく、Try and Errorとみなせるような細かいタスクに分割しながら挑戦していく…ということ。

例えばブログのデザインを変えようとしたとき、100％一気に更新しようとすると失敗が怖くて止めてしまうこともあり得ます。まずはタイトルだけいじってみる、とか、細かなステップに分割したうえでTry and Errorをやっていけば、「これじゃあダメだったか。だったらこうすればうまくいくかな？」と、挑戦し続ける気持ちも出やすくなってくるものです。

余談ですが…ランプの魔神のお話で、どうも「夢をかなえるゾウ」のガネーシャが浮かんでしまうのは僕だけでしょうか。話の内容は全然違うんですが、こう…神様らしくない神様のキャラが…（笑

編集後記

論文、論文、論文…。