「プロ」になれ!(やりとげる力)

やりとげる力

Lifehacking.jpで紹介されていた記事を読んで、飛びついた1冊です。

本書では、物事をやり遂げるための「敵」を知ること、そしてそれに対処するための術を学ぶ事が目的になっています。lifehackのような技術的・具体的な話というより、マインド的な部分に重きを置いた話となっています。

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レジスタンス

ものごとを始めようという気持ちの障害となるすべての要素」をレジスタンスと呼んでいます。ぐずぐずすること、批判すること、言い訳…レジスタンスの種類も実に多種多様。本書の第一部ではその様々な姿を描いています。レジスタンスは強力な存在ですが…最も重要なことは、「克服できる」ということ。屈する必要はないわけです。

プロとして生きる

レジスタンスを克服する方法として書かれているのが、「プロになる」こと。

では、プロとは?

多くの記述がありましたが、その中で特に響いたものをひとつ。

プロは、自分の仕事を心から愛するからこそ、すべてを捧げる。持てるすべての時間を仕事に充てる。

その仕事を行うための「覚悟」のようなものも感じられます。好きだからこそ、やり遂げる。好きだからこそ、苦しくてもその仕事をやり続けたくなる。それがプロ

…やや格好良く書いてみましたが、結局のところ「行動することができるか否か」ということです。

とはいえ、言うは易く、行うは難し。分かっていても難しいことだからこそ、Lifehackなどの方法論が色々でてくるんでしょうけど :mrgreen:

やろうとしてるタスクにどうも手がつかない、他のことに気を取られてしまう…そんな時にぜひ。また、lifehacking.jpの「宴の支度 (3) 小さな変化からすべては始まる。「プロ」と「アマ」の13の違い」という記事も合わせて読むと理解が深まるかと思います。

あまりダラダラと書いても仕方ありませんので、まずは手にとってご覧下さい 🙂

やりとげる力
やりとげる力

  • スティーヴン・プレスフィールド
  • ASIN: 4480863826
  • [単行本]
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  • 筑摩書房
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興味がありましたら、原書もあわせてどうぞ。

The War of Art: Break Through the Blocks and Win Your Inner Creative Battles

編集後記

アイキャッチ画像を自分で撮ってみました。構図はLifehacking.jpのパクr(ry