NozbeとEvernote連携で、できる事とできない事

Nozbe使用録その2、今回はEvernoteとの連携について触れてみます。

前回も少し触れましたが、toodledoから移行を決めた理由の一つが、このEvernoteとの連携機能。普段Evernoteを使い込んでいると、タスク・プロジェクトに使えそうな情報もドンドンと放り込んでいくクセがついてきます。

と、ここまでは良いのですが、肝心のタスク・プロジェクトを整理しているときにEvernoteを参照し忘れてしまったり、NozbeとEvernoteを行ったり来たりするのがちょっと面倒だったりすることがあります。

Evernoteのノートを直接Nozbe上から参照できる

そこで役立つのがEvernoteの参照機能です。設定は簡単、Nozbeのタスクリスト最下部にあるEvernoteの部分から参照設定を行うだけです。

この設定をしておくことで、コンテキストやプロジェクト別の表示にした時、「選択中のコンテキストやプロジェクト名と同じ名前のタグが付いたノート」を自動で拾ってきて表示してくれます。

Nozbeで新しいプロジェクトを作成するたびにEvernoteでタグを作成、プロジェクトが完了したらタグを削除(あるいは「使用済みプロジェクト」などのタグとして別階層に保存)していけばスムーズな管理もできるでしょう。

他、片っ端からInboxタグを付けて保存しておけばNozbeのInboxで閲覧する事ができます。こうしておけば、GTDの週次レビューの際に併せて整理していくことも可能です。

現状の問題:「参照」しかできない

2010年8月現在では、NozbeからはEvernoteを「参照する」機能しかついていません。本当は編集できれば、タスクを整理しながら気づいたことをそのままEvernote上に書き連ねていくこともできるのですが、ちょっと残念。

その他、参照もまだ完璧ではありません。例えば「チェックリスト機能」に関しては正しく参照してくれません。

NozbeとEvernoteを重ねてスクリーンショットを撮ってみた結果がこちら。

左側がNozbeでの表示結果、右側はEvernote上での表示結果。一目瞭然ですが、Nozbeではチェックボックスのみが表示され、肝心の項目が空っぽになっています。

また、iPadアプリで確認したところ、今度は逆にチェックボックスは表示されず項目だけが表示された状態になってしまいました。

気になってフォーラムで質問したところ、「まだ対応してないんだ…」といった返信コメントが入っていました。これが上手く使えれば、iPhoneアプリのEgretlistなどを利用してチェックリストも同期ができたのに…残念 😕

とは言え、上記の件に対する返事に続けて、「今後半年くらいのプランで機能の肉付け行っていく予定だよ!」といった内容のコメントも付いていたので、楽しみに待っていようと思います。

Evernoteと連携する際には「ノートを作成、ノートを読む、ノートを更新」という3種類に関して許可を取るようになっているため、システム上はEvernoteの操作もできるようになっているのでしょうし、半年もかからず近いうちに実現するのかもしれません 🙂

以上、NozbeとEvernoteの連携に関する簡単な紹介でした。無料登録はこちらから!

Nozbe

編集後記

今週末は土曜日に学内シンポジウムでポスター発表、日曜日には東京ライフハック研究会のタスク管理部会。週末がすっかり埋まってます… 🙄