Webの「特徴」を活かす(なぜ、ネットでしかヒットは生まれないのか)
津谷祐司さんの「なぜ、ネットでしかヒットは生まれないのか」。なんとなく惹かれたので買った1冊。…なんとなくに頼って正解
本書の構成は大きく分けて3つ。
- なぜネットから生まれるか
- ヒットコンテンツの作り方
- 販売などのマネジメント
ネットでなければ生まれない、というわけではなく、「ネットの持つ特性を活かしたことでヒットしている」というのがポイント。言い換えればネットを使わなかったとしても、同じような特性を再現できればヒットにつながるし、逆に「単にWebを使えばうまくいく」わけでもない…ってことです。
例えば双方向性の話。本書では「オープンソース」的としても書かれていますが、要は制作者だけじゃなくユーザーも一緒に創りあげていく、という形式です。
単に提供されているものを見るだけでは、どんなに素晴らしいコンテンツであっても「作られたもの」。自分も作る側に回って手を加えることができれば、より親しみやすいものになってきます。岡田さんの「プチクリ」ではないですが、一人一人のクリエイター魂を活かしながらコンテンツを作っていくには、Webの仕組みがちょうどいいんでしょうね〜。
- なぜ、ネットでしかヒットは生まれないのか
- ASIN: 4569698360
- [単行本]
- 価格: ¥ 1,260
- PHP研究所
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「ヒットコンテンツの作り方」に関してはWebコンテンツ以外の制作でも参考になる点は多いと思いますので、パラパラと眺めてみるといいかも。「自由と不幸」に関するお話とか、色々考えさせられます 🙄
編集後記
iMindMapネタです。
iMindMapユーザのブログ、「winとMacで iMindMap(アイ・マインドマップ)」にて「ブランチでイラスト=『ブランチ・アート』(勝手に命名 #^.^#)」という記事がありました。
…矢印だけでなく、イラストまでブランチで描かれるとは… 😯
※少し軽めの記事投稿が続くかも…。
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