笑う門には福来たる(雨の日も、晴れ男)
水野敬也さんの小説、「雨の日も、晴れ男」。夢をかなえるゾウに続いて第二弾の小説です。…って、ゾウの紹介してなかったかも(汗
小説なのでストーリーを細かには書けませんが。大雑把に書くとこんな感じです。
主人公はアレックスと二人の小さな神様。神様の手元には、「運命の手帳」という、人の運命を自由に操ることができる手帳が。子どもの神様なので、そりゃもちろんやりたい放題します。…さあ、どんなことが起きるか。そして驚きの結末は。
運命の手帳、例えばこんな感じで書くようです。「AM 9:00 アレックスは○○する。」
[tegaki]…それなんてデスノーt(ry[/tegaki]
…まあ、それはさておき。
「楽しく」生きてみる
全編を通して、アレックスはとにかく前向きに、誰かを楽しませようとして生きています。運命の手帳で好き勝手なことが書かれても関係なし。
怒ろうが笑おうが、起こってしまったことは変わらない。それだったら人生、楽しくやっていかなきゃ。…そんな思いも伝わってくるようなストーリーです。
帯にも書かれている言葉ですが、
アレックスは、目の前にいる人を
楽しませようとした。
つらいときも、苦しいときも、悲しいときも。
こんな生き方、できる人間になりたいですね。
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文庫で手軽に読める1冊ですので、水野さん好きの方はぜひどうぞ!
編集後記
また本棚がやばくなってきた…整理必須orz
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雨の日も、晴れ男
二人の幼い神が、アレックスを不幸にしてやろう!とイタズラをする。どんどんバッドラックに見舞われるアレックスだが、二人の神は思い知らされることになる…いったい何を?