マインドマップの変遷をさらしてみる:基礎講座の受講前後で

マインドマップの変遷シリーズ。今回は受講直前と受講直後の比較をしてみたいと思います。だいたい2007年の4〜5月頃のお話。マインドマップそのものの変化、およびどこを気を付けて書くようにしたかのまとめ、という内容です。

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マインドマップを比べてみる

まずは2枚のマインドマップを比較。1枚目は前回も載せたもの、受講直前。2枚目は受講して1週間くらいで書いていた読書メモです。

受講1週間前

受講して1週間後くらい

相変わらず薄い。。どっちも今のスタイルからはほど遠いですね 😮

見てお分かりと思いますが、このころはまだ「枝を塗りつぶす」ことはできてませんでした。・・というか、塗りつぶさないで模様を描いて遊んでたって感じですね。

手書きで最初に注意するようになったこと

さて、ここからはセミナーを受けてから注意するようになったことをいくつかまとめてみます。二つのマインドマップを見て、思い出しながら書いているので忘れていることもありそうですが… 😕

イラスト

まず気をつけるようにしたのはイラスト。セントラルイメージもですが、ブランチ上のイラストに気を付けるようになったのもこのころ。イメージっていってもアイコンみたいなやつとかばかりですが(笑)。

文字の配置

次に、文字をしっかり枝の上に配置。ルールを無視していたころは枝の上下に分割して書いたことありますが、統一させると確かに見やすい。

グダグダな書き方を続けていたからこそ、ルールを守ったときの見やすさがよくわかったという感じもします。怪我の功名、かな?

文字の量

一枚に情報が入るように文字を減らしました。結果として、内容も減少。…手書きにした当初は、フリーマインドやマインドマネージャーを使っていた時と比べて、情報量は激減してました。試しにPCで作ったものと比較すると、違いがよくわかります。参考までに…セミナー受講1ヶ月前くらいの、マインドマネージャーで作ったやつ。

受講1ヶ月前(2007年3月)

ただ、全体的な情報量は減りましたが、記憶に残る割合(書いた情報の何割が記憶に残ったか)は増えていたと思います。そういう意味では、一種の養成ギプスみたいなもんですね。「記憶に残りやすい、思い出しやすいマインドマップ」を作るために、一時的に情報量を減少させた、ということです。

脳内OSの書き換え

ちょっと余談的に。

新しいツールを使い始めるときって、本当は効率がよいツールだったとしても、最初は不慣れで思ったように扱えないことがあります。ちょうどこの頃のマインドマップもそんな感じ。

マインドマップは脳のOS」なんて言われますが、この言葉通り普通のOSに例えてみると少し分かりやすくなります。例えば作業が効率化するからとWindowsからMacに(あるいは、OSじゃなくOfficeのバージョンを最新版にする、などでも可)移行しようとしたとき、最初は操作感覚の違いに戸惑うと思います。

「今までより素晴らしい機能があるのは分かるけど、うまく使いこなせない。」そこでちょっと我慢して使い続けて操作を物にするか、あきらめて止めてしまうか…。上記のマインドマップは、そんな感じの移行期間中に描いた物、と受け止めて下されば幸いです。

まだまだ成長記ネタはありますので、少しずつ続けてみたいと思います。

編集後記

ふと「マインドマップ・キメラ(?)」を思いつきました。左側は過去の書き方、右側は今の書き方みたいにして、描き方を混ぜたマインドマップです。正しいマインドマップとは言えませんが、成長を比較する意味では参考になりやすいかなぁ、と。

試しに上記2つの画像から無理矢理作ってみました。こんな感じ。

マインドマップキメラ(w